富裕層が今注目する「プレミアム・ファイナンス」とは?

ここ最近一部の富裕層が注目しているスキームがあるのをご存じでしょうか?

それは、海外のプライベートバンクでも常套手段とされている「プレミアム・ファイナンス」という資産運用スキームです。

2008年のリーマンショック以降、世界的に金融規制が強化され

香港、シンガポールでもプレミアム・ファイナンスの姿を見かけなくなりました。

それから10年以上の歳月が経過しましたが、今年に入って海外の一部の金融機関で取り扱いが始まりました。

更に日本在住の日本人でも活用可能とのことから、日本の富裕層たちが今大注目しているのです。

本記事ではその「プレミアム・ファイナンス」について数回に分けて解説していきます。

プレミアム・ファイナンスとは?

一般的には保険契約を担保に借入をし、資金にレバレッジを掛けて運用効果を高めるスキームになります。

例えば、死亡時の死亡保険金を担保に借入をして更に保険金の積み増しをする。

また更にその保険金を担保に借入をするなど

2階建て、3階建てとレバレッジを掛けて資金を膨らませるといったケースがあります。

具体的な例を挙げてみます。

例えば、

1億円の保険料を支払って、3億円の死亡保険に加入するとします。

そしてこの3億円の死亡保険金を担保にして2.4億円(掛目80%とした場合)の融資を受けます。

この融資で受けた2.4億円を仕組み債などで年間リターン6%程度の運用を行います。

2.4億円の6%となると、

①運用による利益は、年間1400万円程度の利益となります。(分かりやすくするため税金などは考慮しない)

②ここから借入資金の利息を差し引きます。

仮に2%の借入金利の場合、年間480万円を利息として支払うことになります。

①から②を差し引くと大よそ900万円程度の利益となります。

つまり投資家は1億円の拠出で9%のリターンを得ることができるという訳です。

しかもポイントは

6%程度のリターンが期待できる運用リスクで、9%のリターンが得られるという点です。

つまりは低い運用リスクで高いリターンを狙えることになります。

通常、高リターンを狙うためには高い運用リスクを負う必要がある(ハイリスク・ハイリターン)

というように一般的に思われていますが

こうした仕組みを活用することで

ローリスク・ミドルリターン、ローリスク・ハイリターン

といった資産運用を行うことが可能となるのです。

「大きなリスクを負わずに、手堅く着実に資産を大きく増やしていく」これが富裕層が実践する本来の資産運用です。

プレミアム・ファイナンスは、正にその代表格とも言えるスキームなのです。

別の記事で

実際に今注目されているプレミアム・ファイナンスの概要に触れてみたいと思います。

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