【ETFとは何か?】

ETFは日本でも注目されています。

ETFとは「Exchange Traded Fund」のことで訳すと上場投資信託になります。

 

似ている商品で投資信託に「インデックスファンド」があります。

ETFはインデックスファンドが金融商品取引所に上場していると思ってもらってよいでしょう。

要するに投資信託が株式市場に上場した商品と考えて下さい。

 

国内でも多くの銘柄が上場されており種類も様々です。

国内の証券取引所ではトータルして200銘柄以上あります。

ETFの特徴としては日経平均株価やTOPIX、金などの指数の動きに連動する値動きになっています。

そのことがETFが人気の理由でもあり、価格変動や相場が把握しやすいというメリットがあります。

 

【海外投資におけるETFの5つの魅力とは?】

 

海外の金融市場では日本以上にETFが普及しています。

海外投資家はETFを株式市場から購入して保有するスタイルが一般的です。

これから海外投資を始める方は、情報収集が大変な個別銘柄の株式よりも海外ETFの方が始めやすいのではないでしょうか?

では海外ETFのメリットは何なのか見ていきます。

 

①相場の把握が簡単

上述しましたがETFは為替や金などの指数に連動している為、価格変動や相場の把握しやすいです。

オンラインでリアルタイムで把握できるというメリットがあります。

 

②保有コストが安い

投資信託を保有すると信託報酬が取られてしまいます。

ETFは1%以下で通常の投資信託を購入した際よりも格安で済みます。

 

③日本にはないETFに投資できる

世界基準だとETFは様々な金融商品の中でもメインに位置づけられるものです。

海外ETFの銘柄数は1000以上。

世界中全ての証券取引所にETFが上場されているというわけではありませんが、活用次第で運用成績に大きな影響が出そうです。

 

④初めての海外投資に最適

個別銘柄よりも値動きの把握がしやすいのがメリットです。

指数と連動しているということは透明性が高いということでもあるので、海外投資の免疫を付けるには海外投資でETFは始めやすいでしょう。

 

⑤リスク分散しやすい

海外ETFは原油や金やプラチナなど様々な指数に連動した商品があります。

世界情勢を読み解いた上で様々なETFにを選ぶことでリスク分散がしやすいというメリットもあります。

 

【海外の口座からしか買えないETFとは?】

 

金融庁の規制緩和により国内の証券会社でも海外ETFの取扱銘柄数は増えてきました。

楽天証券やマネックス証券、アイザワ証券、SBI証券、野村證券など多くの国内金融機関で取扱があります。

(それでも世界中の銘柄数と比較するとまだまだ圧倒的に少ないのが現状ですが…)

 

コスト面でも一般的には国内の証券会社のコストと海外の証券会社のコストはあまり変わらず、海外ETFに投資できる環境は徐々にではありますが整備されつつあります。

その中でも海外口座を開設しないと買えないETFがあるので紹介をしておきます。

 

それが「ショートETF」というものです。

 

【ショートETFとは!?】

名前のごとく、投資対象が価格を下落させた時に儲かる仕組みのETFです。

 

ニューヨーク市場のメインボードに上場しているショートETFは日本の大手証券会社で電話注文すれば投資できるものもありますが、コストが高いです。

日本の金融庁は株価指数連動型の海外ETFに限っては、届出義務の撤廃を実施しましたが

それ意外については証券会社は金融庁に届け出た上で、外国証券内容証明書や運用報告書の交付などコストのかかる作業をしなければなりません。

 

簡単にショートETFを導入できない環境があり、オンラインで気軽に売買するには海外口座を開く他はありません。

因みに日本でも「ブルベア型投資信託」という商品があります。

ベア型を選べばショートETFと同じ様な投資効果が得られますが、大手証券会社でもまだまた取り扱い数は圧倒的に少ないのが現状です。

メジャーな金、銀、原油以外ではどんな種類のがあるのでしょうか?

 

簡単に触れていきます。

①株価指数のショートETF

 

ブルベア型投資信託は証券会社の立場上、積極的に販売されていないこともあり浸透はしていません。

しかし海外に目を向けるとニューヨーク市場などを中心にごく当たり前の商品として数多くの銘柄が上場されています。

・〈ProShares UltraShort S&P500〉

米国市場では代表的な指標の「S&P500」の動きと2倍の倍率で反対に動くように設定されているものです。

売買のタイミングは非常に難しいですが、マーケットが下落する確率が大きい時には大きなリターンが望めます。

・〈ProShares UltraShort QQQ〉

QQQは「NASDQ100 INDEX」のことで200%の反対動きをするETFでナスダックの下落局面では利益が望めそうです。

 

②債券指数のショートETF

 

日本では自国の国債下落にかけるETFはありません。

証券会社が積極的に販売しない為に商品化も難しいとされています。

しかし米国国債の下落にかけるETFは幾つか実在します。

・〈ProShare Short20+Yr YR US tr〉

残存期間20年以上の米国国債など米国財務省証券の下落にかけるETFです。

Barclays Capital 20+Year U.S. treasury Indexがベンチマークです。

・〈Direxion Daily 7-10 Year Treasury Bear 3X Shares〉

残存期間7~10年の米国財務省証券の下落にかけるETFです。

NYSE Arca Current 10-Year U.S. Treasury Indexがベンチマークです。

 

③国や地域別のショートETF

 

日本では販売されていませんが海外では「日本売り」のETFもあります。

ベンチマークは日本株式です。

ニューヨーク市場に上場されているものがほとんどです。

・〈ProShares UltraShort MSCI Japan ETF〉

日本の株式市場の下落にかけるETFです。

MSCI Japan Indexがベンチマークです。

米ドル建てなので円が暴落する際にはリスク回避にもなります。

・〈ProShare UltraShort MSCI Europe〉

欧州全体の株価をインデックスしたETFで反対方向に2倍の幅で動くETFです。

MSCI Europe Indexがベンチマークです。

ナショナリズムに動いている世界情勢の中で目が離せない銘柄です。

・〈ProShare Short FTSE China 25〉

中国株の代表的な25銘柄の平均指数のFTSE China 25の反対に動くETFです。

このベンチマークは海外投資家にも投資可能な、流動性の高い中国銘柄25社のパフォーマンスを反映させた 時価総額荷重指数であることが特徴的です。

・〈KODEX INVERSE ETF〉

韓国市場の平均株価を指数化したETFです。

F-KOSPI200の反対方向に動くETFです。

・〈ProShares UltraShort Yen〉

読んで字のごとくですが円安になれば2倍の動きで利益が狙えるETFです。

ショートETFの大半にはProSharesというETFブランドが設定してあります。

このブランドのETFは国内では米国株の全銘柄を扱っている証券会社で購入するか海外口座の開設が必要です。

野村證券や大和証券など大手証券会社が扱っている場合もあります。

 

【海外投資の着手前には基本の理解が何よりも大切です】

海外投資の情報はちゃんと取扱いが出来れば経済を豊かにしてくれるものです。

しかし海外積立や海外投資は「何だか良さそう」という単純な理由だけで始めてはいけません。

というのもサイト管理者のわたくしも2009年9月に海外積立投資を契約して

1年も経たない2010年4月の段階で紹介業者が廃業し連絡がつかなくなったことで海外積立難民になった経験があります。

更に斡旋した業者は運用シュミレーションで「毎年年利12%」と言っていましたが 実際に過去3年の利回りを調べてみるとマイナス2%でかなり誇張していたことが分かりました。

そして資産運用においても考え方を間違って大きく損失を抱えたことがあります。

 

それらの原因というのも

・情報の出処が確かなのか?

・リスクやデメリットは何なのか?

・どういう仕組みになっているのか?などをきちんと理解していなかったからです。

これらを理解せずに安易に海外投資に着手して「こんなはずじゃなかった」という人はわたくしを含めて少なくありません。

そして「リスク許容度を間違えたり」、「詐欺に引っかかったり」、「提案者が実はちゃんと理解していなくて契約者が困ったり」と問題を抱えた人を多く見てきました。

しかし根本の原因は海外の投資に関する良質な情報が少ないことが挙げられます。

要らぬ失敗をしないためにも必要なことは良質な情報を取ること、基本の理解です。

わたしが当時運用に関して頭を抱えていた時に知人から教えてもらったのが「匠投資顧問株式会社」というところです。

ここは海外投資において金融庁に投資助言をする認可を正式に受けている数少ない金融機関です。

わたしはここに最後の駆け込み寺として行き着いたのですが真摯に対応してくれて窮地を救ってくれました。

 

以降は金融機関に勤務している身でありながら顧客としてお世話になっています。

因みにこの匠投資さんが投資家向けに限定配信しており、今では金融や海外投資の業界で多くの人が登録して有名になっているメルマガがあります。

基本を理解するのに分かりやすく書いてあるメルマガなんですが 実際に匠投資さんに問合せをして貼り付けの許可を頂いたので以下にリンクを貼っておきます。

海外投資や資産運用を検討している方は曖昧な状態で着手される前にまず参考にしてみて下さい。  

 

メルマガはわたしが執筆したものではなく第三者機関のものですが

無料で良質な情報なのでこれから検討をされる方はまずここから情報を収集されることをおすすめします。

登録者数に上限があるようなので情報を参考にするのであればお早めに

【海外投資に関する推奨メルマガ(無料)】  

 

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