海外積立投資を検討している多くの方が、単に保険会社と契約すれば良いと考えています。
つまり、多くの方が運用を担うIFAの重要性を十分に理解していません。

海外積立投資はF1レースに例えると、保険会社は〈車〉でIFAが〈ドライバー〉です。 運用において大切なことは車とドライバーの相性でIFAの重要性は絶対に無視できません。

今回はIFAのノーブルエイペックスに関して紹介します。

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【IFAノーブルエイペックスの概要とは?】

所在地:香港

主な取扱保険会社:RL360、サンライフ、スタンダードライフ、フレンズプロビデント

最高経営責任:Dr M・F・Chan

ノーブルエイペックスは香港籍のIFAで、数多くの保険会社の商品運用を行ってます。

業界内では孤高のイメージがあるIFAで、運用成績は過去の実績ベースですが、他IFAと比較しても頭一つ抜け出ています。

ただ、カスタマーサポートに関してはIFAでは直接行っておらず、住所変更や減額申請などの諸手続きに関しては海外積立投資の紹介者経由で行う必要があります。

紹介料を払っているのだから、顧客サポートは仲介者に委託しているというスタイルといえます。

それはつまり【誰から契約するか】がとても大きな影響度があるということです。

【海外積立投資のIFAでノーブルエイペックスと契約する際の注意点】

ノーブルエイペックス社は運用成績は優秀ですが、直接のカスタマーサポートのサービスはありません。

厳密にはカスタマーサポートが無いわけではないのですが、仲介者がサポートを行うということを前提としているため、仲介者経由での手続きを求められます。

先ほど述べたように、IFAをノーブルエイペックスに選んだ場合は住所変更や減額申請などの諸手続きを行う際には海外積立の販売業者経由で申請を行う必要があります。

裏を返すと契約後に紹介者と連絡が取れなくなってしまうと、即海外積立難民に陥ってしまうということです。 そして、海外積立業界で頻繁にトラブルが起きているのが、この契約後のアフターサポートのずさんさです。

「契約後に紹介者と連絡が取れない」、「紹介者が廃業した」、「管理がずさん」といったトラブルがかなり多いのが事実です。

そもそも、そんな適当な業者から契約する方にも責任があるのですが。

あまり知られていない業者側の実態に関してですが、海外積立を紹介している業者は頭の中は「契約させたい」の一心です。理由は明確で紹介コミッションが積立金額×積立期間に応じて紹介者に反映されるからです。

紹介コミッションは、契約後から24ヶ月の間に数回に分けて紹介業者に支払われます。

24ヶ月までに解約されてしまうとコミッションの戻入(返金)となる為、解約されない様に始めのうちはアフターサポートをしっかり行いはしますが、それ以降は連絡が取りづらくなったりスムーズに対応がされないという事例が常習化しています。

ちなみに、海外積立投資の紹介業者は、金融商品の取り扱いの資格もない素人やネットワークビジネスグループなどの無登録業者だったり、目の前のコミッション欲しさに参画している悪徳業者が非常に多いので(99%)注意が必要です。

ネット上での「無料IFA紹介」というのも、実際は裏で手数料を受け取っている金融機関ではない無資格業者なので注意が必要です。

たいした金融知識や投資経験がないにも関わらず、契約させるために当たりの良い言葉を並べることで契約者が騙されるということも少なくありません。

紹介業者側は海外積立の契約を欲しいばかりに「税金がかからない」、「運用利率が良い」、「複利で増え続ける」などと適当なことを言って契約を急がせるケースが非常に多いので注意が必要です。

海外積立はしっかりと理解して向き合えば魅力がある金融商品の一つですが、【誰から加入するか】で大きく魅力度合いは変わりますのでくれぐれも甘い言葉に惑わされないようにしましょう。

※ポイントは自分のライフプランや状況に合った契約内容で契約することです。

 

【海外積立投資の専門家を判断するポイント】

〈海外積立販売業者の実態とは!?〉

海外積立投資は基本的には紹介者経由じゃないと契約することは出来ません。その理由としては、海外IFAが日本国内で営業や広告活動をすることが出来ないからです。

しかし〈紹介〉と体裁をなして販売行為をしていますが、実際に国内の海外積立投資の取扱業者はレベルやモラルが驚くほど低いのが実情です。

紹介を生業としている業者が非常に多いですが、紹介者になるにはIFAで研修を2時間程度受ければよいレベルで、実は金融知識や投資経験、経歴、コンプライアンス(法令)に関する試験なども一切ありません。

研修さえ受ければ誰でも紹介者になれてしまうというのが最大の問題です。 そして99%以上の紹介者が金融に関しては全くの素人で法律や税務に関しても無知なのです。

そして、本来であれば日本国内において金融商品に触るのであれば大前提として金融機関としての登録を財務局や金融庁に届け出なければいけません。

その後に、投資商品を運用するのか?販売するのか?紹介するのか?によって必要なライセンスを取得し認可を受ける必要があります。

海外積立投資を販売している99%以上が金融機関でもありませんし、ライセンスも取得していない無登録素人業者というのが実態です。つまりは、その殆どが法律違反を平気で犯している連中という事です。

そうした紹介者経由で契約すると、当然に騙されたりその後に廃業や連絡が取れなくなる可能性が十分に考えられ、契約後に手続きができない海外積立難民になってしまう可能性が非常に高いのです。

中には契約者に対して誠意あるサポートをされているところもあると思いますが、ただ志があったとしても認可がない限りは違法行為となり、どうしても海外積立を販売、紹介してコミッションを得ることは違法となってしまうのです。

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〈海外積立の専門家の選び方〉

・そもそも金融機関登録をしているのか?

・投資助言業のライセンスがあるのか?

・海外積立において投資助言をすることを金融庁から認可を受けているのか? というのが非常に重要なポイントです。

そもそも論ですが、法律違反を犯しているものと関わること自体があり得ないというものです。

仮に最低でもこれら3点が揃わない状態でその業者に金融庁の調査が入ろうものならば、一発で足元をすくわれてしまいます。金融商品取引法は刑事罰ですので禁固刑と罰金刑の何れか、またはその両方が科せられます。

最近でも海外投資商品を仲介してたものが逮捕されましたが、こんなことで一生を棒に振ることになるのです。

私も過去に幾つか海外積立で誠意あるサポートをしている業者も見て懇意にしてきましたが、財務局の調査で吹っ飛んで(逃げて)しまったところを幾つも見ております。

業者が廃業になると、その紹介者経由で契約した方が海外積立難民に陥ってしまうというスパイラルにもなります。紹介者がどんなにいい人で、いい内容の勉強会をして、誠意ある対応をしていても監査で足元をすくわれてしまうと終わりということです。

民間のグレーな業者からの加入は避けて下さい。 ネットで「無料IFA紹介」としているところなども注意をしましょう。

法律を平気で犯す者が、どこの誰かも知らないあなたに対して最善の提案をしてくれるか少し考えてみればわかることです。

海外投資に関しては、金融庁の認可を受けている金融機関に相談をしてから契約するのが鉄則です。

これだけで、騙されたり詐欺に合うリスクのほとんどは回避できます。

ちなみに、最近はライセンスを持たない違法業者が、投資顧問会や投資助言会社をネットで大批判してるケースが見受けられます。

自らの商売を守る為と思われますが、そもそも金融機関として嘘や虚偽の説明、誤解を招く説明などがあった時点でどこよりも早く金融庁が飛んできます。

ライセンスを付与をする立場として管理・監督責任が問われるものですので、金融機関に対する金融庁の日ごろのチェックは相当に厳しいものです。

私が勤める証券会社でも定期的な監査は存在し、メール内容のチェックから資金の動きまで詳細に調査が行われます。

ともなれば、金融機関で長年存続しているということは、金融庁のお墨付きで真っ当な業務を行っているという証といえます。

海外投資を検討される場合は、こうした違法業者の情報操作の罠に陥らないように客観的な視点で判断されることをお勧めします。

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【海外投資の着手前には基本の理解が何よりも大切です】

海外投資の情報はちゃんと取扱いが出来れば経済を豊かにしてくれるものです。

しかし海外積立や海外投資は「何だか良さそう」という単純な理由だけで始めてはいけません。  

というのもサイト管理者のわたくしも2009年9月に海外積立投資を契約して、1年も経たない2010年4月の段階で紹介業者が廃業し連絡がつかなくなったことで海外積立難民になった経験があります。

更に斡旋した業者は運用シュミレーションで「毎年、年利12%」と言っていましたが、実際に過去3年の利回りを調べてみるとマイナス2%でかなり誇張していたことが分かりました。

そして、資産運用においても考え方を間違って大きく損失を抱えたことがあります。

 

それらの原因というのも

・情報の出処が確かなのか?

・リスクやデメリットは何なのか?

・どういう仕組みになっているのか?などをきちんと理解していなかったからです。  

 

これらを理解せずに安易に海外投資に着手して「こんなはずじゃなかった」という人はわたくしを含めて少なくありません。

そして「リスク許容度を間違えたり」、「詐欺に引っかかったり」、「提案者が実はちゃんと理解していなくて契約者が困ったり」と問題を抱えた人を多く見てきました。

しかし根本の原因は海外の投資に関する良質な情報が少ないことが挙げられます。

要らぬ失敗をしないためにも必要なことは良質な情報を取ること、基本の理解です。

 

ちなみにわたしが当時運用に関して頭を抱えていた時に知人から教えてもらったのが、海外投資において金融庁に投資助言をする認可を正式に受けている数少ない独立系金融機関の投資顧問会社です。

当然、私も金融機関にいる人間ですから、相当にこの投資顧問会社の下調べをしました。

結果、わたしは最後の駆け込み寺としてここに行き着いたのですが、担当の方も真摯に対応してくれて窮地を救ってくれました。

以降は金融機関に勤務している身でありながら顧客としてお世話になっています。

 

また私の担当の荒木大志さんが投資家向けに限定配信しており、今では金融や海外投資の業界で多くの人が登録して有名になっているメルマガがあります。

基本を理解するのに分かりやすく書いてあるメルマガなんですが 実際に荒木さんに問合せをして貼り付けの許可を頂いたので以下にリンクを貼っておきます。 

 

海外投資や資産運用を検討している方は曖昧な状態で着手される前にまず参考にしてみて下さい。  

メルマガはわたしが執筆したものではなく第三者機関のものですが、無料で良質な情報なのでこれから検討をされる方はまずここから情報を収集されることをおすすめします。

お客さんのフォローができる人数制限があるようで登録者数にも上限があるそうですので情報を参考にするのであればお早めに!

 

【海外投資に関する推奨メルマガ(無料)】  

 

【その案件は本当に大丈夫ですか?】

海外投資をする前に、一度は利害関係のない詳しい第三者に客観的に状況を判断してもらった方が良いかと思います。自身では気付かなかったリスクや落とし穴に気づくことが出来ると思います。

もしも近くに詳しい方がおられない場合は、ご相談・お問い合せ頂いても構いません。

ただ、わたくしもサラリーマンで本業があるため返信に時間がかかる場合もあります。

ご了承をお願いします。

 

お問い合わせはこちらから

 

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